November 15, 2006

わたしのいもうと

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これはいじめをテーマにした絵本。
連日のいじめ自殺報道を受け、この絵本を紹介しているブログもちらほら見かける。
私もブログの紹介記事を読んで買ったくちだが、一読して涙が零れた。淡々と語られる"わたしのいもうと"の話に、ページを捲るごとにぎりぎりと万力のように胸を締め上げられ、そのまま物語(実話)は終わる。
声高に「死ぬな」とか「いじめに屈するな」と叫ぶのではなく、静かに子どもたちに命の尊さを語り継ぐ絵本である。

追記:2006-12-22
asahi.com :教育 - いじめられている君へ 作家・松谷みよ子さん

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March 07, 2006

届きました。三人会発行「折りひな」

※今回のエントリーは @HOME : 伝承の「折りびな」 の話の続きです。尚、当ブログでは、初代の福音館書店発行の本は「折りびな」。自費出版の三人会発行の本は「折りひな」と区別しております。


遊んで学ぶお父さんへ  そして──
私のブログを読んでメールして下さったL.Oさんへ

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「三人会」さんにハガキで申込みしてから1週間が過ぎ(参照)、昨日ようやく手元に届きました。あああ…この瞬間をどんなに待ちわびたか!
早速封筒を開けてみると、本と千代紙、そして手紙が入っておりました。手紙には、本来折り紙が10人分(=男雛・女雛・三人官女・五人囃子)セットで付いているのですが、今年の分はすっかり無くなってしまった為、変則的に本とお内裏様セットの折り紙のみとさせて下さいとあり、しかも同封の振込用紙の金額が、定価の半分に訂正されていました。
喜び勇んで本のページを捲ると、まえがきに田中サタさん(1906年、京都生まれ)の言葉がありました。その中に、本書の誕生のいきさつ、おひなさまの歴史、和紙の伝統、男雛・女雛の並べ方などについて書かれていて、その文章の隅々にまで、田中サタさんの「折りひな」を愛する気持ちが伝わってきて、読んでいてじーんとしました。(以下一部引用)

この本ははじめ石井桃子先生のおすすめもあり、私自身も多くの方たちに、このかわいらしいおひなさまを折っていただきたいとの念願から書いたものです。
私はこの折りひなの折り方を、今は故人となられた武藤善邦先生から教えていただきました。先生もまた、折り紙の名手だった故嵯峨千代氏から伝授されたものだとおっしゃっていましたが、創案者は不明だとのことでした。日本の折り紙は、そのほとんどが創案者はわからぬままに代々伝承して折りつがれ、今日に及んでいるものだと思います。
◆  ◆  ◆
男ひな女ひなの並べ方は、我が国では古来左を尊び、したがって男ひなは左女ひなは右に並べるのが正しいと思います。(貴人本位ですから向ってではありません)明治の終り頃まではこのようだったのですが、私の記憶では、大正初期頃になって今日のように並べはじめたと思います。しかし内裏さまの段かざりのもとは、天皇さま皇后さまの紫宸殿で南庭に面しての御着座の模様をまねたものです。左わき(東)が上位 右わき(西)が下位となり、左大臣右大臣 左近の桜右近の橘の位置もこれに準じて定まりました。私個人としては昔通りに並べます。

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図と説明文で折り方が丁寧に書かれていますが、正直、私のように実際に人から手ほどきを受けて折った事がある人間には解る部分も、いきなりこれだけを見て折るのではなかなか困難な部分もあります。しかしながら、出来上がりの写真を見ると、その近江雁皮の成子紙工房の手漉きの白紙と、京都永江民芸紙の手染めの和紙で折られた、雅で優美なおひなさまの1つ1つが、またもや私の心を魅了しました。
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今朝私は、この折りひなの存在を教えていただいた息子の園の保育者に、早速この本を見せました。そして、先生は懐かしそうにページを捲りながら(但し、表紙は以前保育者が持っていた福音館書店のとは別)、来年の桃の節句は、是非この本の通りに10人飾りを折りましょうという話をしました。そうです。「三月ひなのつき」に登場したあのおひなさまです。

最後にまた田中サタさんのあとがきから一部引用します。
 

はじめに記しましたように、この折りひなの本は、石井桃子先生のご推奨にあづかり、福音館書店のねんごろな御支援を得て、1969年3月世に出た私の初めての出版物でした。幸い全国の皆々様の御愛好を賜り、年毎に版を重ねること八版に及びましたが、私の病気その他のため数年前から中絶のままになっていました。今ここに再び上梓出来ますことは、ひとえに多くの友の深い友情のおかげと周囲の折りひな愛好家の人達の善意にみちたおたすけの結晶によるものです。心より感謝申し上げて居ります。特にこのたびは、二人の息子の嫁(比文と房枝) にたすけられ協力を得て、嫁姑の共著となりましたことは、老いたる私にあふるるばかりのおめぐみでございます。
また折りひなは、ささやかな手すさびですけれど、これを折るとき、その指先まで、自分の心のぬくもりが伝わります。同時にそれは、おひなさまを愛し、人々を愛する心にもつながります。(上手下手や紙のよしあしは二の次です)


追記:2006-03-09
今回私が採り上げた田中サタさんの「折りびな」ですが、実はもう1つ大変感激したエピソードがありました。
それは、私のブログを読んだ方からメールを頂いたのですが、それが──今年3月10日で99歳のお誕生日を迎えられる石井桃子さんは、毎年桃の節句には大好きなこの折り紙でできたおひなさまを飾っていらっしゃるのですが、福音館で絶版になったことを大変寂しく思っていらしたところに、今回の私の記事をたまたま見て、「折りひな」が自費出版で発行され続けているという事実を早速ご本人にお知らせした──という内容だったことです。
私のブログの記事が、何十年も経て、田中サタさんの「折りびな」とその立役者でもある石井桃子さんを再び結び付けたという事実に、泣きそうなくらい感動しております。
(尚、メールして下さった方から、この話をブログ上で披露することは了承を得ています)

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March 03, 2006

三月ひなのつき

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1963年初版の石井桃子さんの名作。
(あらすじは、「霧ヶ丘おはなしの森」さんの美しいサイトを参照のほど)
実はこの絵本の中に、先日紹介した「折りびな」が登場します。
読み直すとまた号泣しそうなので、私が福音館書店のサイトに寄せたレビュー(のリンク先)を代わりに掲載します。

福音館書店|三月ひなのつき


お雛様といえば、昔の人が話していた──ひな人形を箱から出す時は人形が眩しいからカーテンを半分閉め、箱に収める時は暗い中で一年中話せるように向き合わせて──というのに感動した記憶があります。

関連過去ログ:■@HOME : 桜餅

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February 13, 2006

ISETAN'S

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伊勢丹アイカード会員のための情報誌「ISETAN'S Spring&Summer 2006 Isetan Mania」参照)が届いた。
この雑誌が我が家に届くようになったのはここ1、2年の間だ。1年に2回程届くのだが、分厚く、中身も凄い。メンズの靴など1足10万円クラスの商品ばかり掲載されている。今号は特に豪華で、ヴォーグニッポンと伊勢丹とのコラボレーションで制作されている。
我が家は普段、新宿伊勢丹で買い物する事が多いのだが、以前はカード利用明細書・バーゲンの案内の封書・店舗のDM以外は届かなかったのに、急に、どうみても我が家には分不相応な、高級志向で高所得者向けの雑誌が届くようになったので不思議に思っていたところ、理由がどうも家族にあるというのが分かった。
家族が、伊勢丹内にあるティファニーやカルティエの直営店で買い物していたのが、その真相。一生懸命働いて、そういった店で買った品物を女性(この場合妻)に贈るのが男の甲斐性と信じているようだ。そう、家族も私もバブル世代。
(Via perish the thought!
──というわけで、私は、どのページも美しくゴージャスな「ISETAN'S」を、コーヒーを片手にパラパラと捲って眺めた後、古紙回収用の箱に入れた。

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January 31, 2006

感想はまたあとで

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読後の感想ではなく、これから自分が買おうとしている本の紹介。
Via 毎日読み聞かせ - 再び内田先生

私たちが努力を止めることができないのは、まわりの人々が私を十分に承認してくれないからではない。私自身が私を十分承認し切れてないからである。

引用文を一読して、高尚な方は学ぶ・努力する理由が市井の人とは全く違うなーと感動した次第。確かに、自分の仕事や研究に臨む姿勢が、傍から見ていて十分過ぎる程努力に努力を重ねている方ほど、いつも態度が謙虚だったりする。

本書は先生のブログ内田樹の研究室を(編集者が)編集して書籍化したものらしいが、考えてみればこうして先生の文章をほぼ毎日無料で読めるなんて何てお得なのだろう。今更ながらブログというツールに感謝。
年明け早々のエントリー:いかにして男は籠絡されるか も、私が大好きな大野氏のエントリー:Ohno blog(2006-01-21)あなたの顔が好きと、併せて読んで楽しませて頂いた。

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September 26, 2005

本日注文した本 『ふしだらかしら』

4901784676私の好きな大野氏のblogで紹介されていた本。エントリーを一読して、即ネット注文してしまった。:-)

Ohno blog(2005-09-25):『ふしだらかしら』を読む

表紙のハート部分に綴られた文は、著者Jane Juska (ジェーン・ジャスカ)が、「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」に掲載した個人広告である。(以下、拡大して読んでみた)

BEFORE I TURN 67 — next March — I would like to have a lot of sex with a man I like. If you want to talk first, Trollope works for me.NYR Box 10021

これを読んでどう思うか──1行目でギョッとなり、2行目で教養がある女性、という印象をもった私。世間一般には老年とされる1人の女性が、「女」としての自分を取り戻したいと願い、あっと驚く行動に出たその後の話を早く読みたくて堪らない。

週刊現代にも掲載されたようだ。(参照※トロロープの説明もあり)



追記:2005-10-03
結局一晩で読み終えてしまった。面白い!
そして、66歳のジェーンも若い世代も、恋する女に違いはないなーと感じた。恋したお相手ロバートの言葉に混乱して涙を流すジェーンのいじらしさに共感し、また、最後に登場した33歳のグラハムの男性としての"素晴らしさ"に、読みながら著者に嫉妬を感じてしまったほどだ。彼女のセックスとロマンスをめぐる冒険の物語の読後は、不思議と清々しさを感じた。

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September 08, 2005

土門拳 『筑豊のこどもたち』

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日頃付き合いのあるある母親と、最近読んだ本について話していた時に彼女の口から出たのが、土門拳の写真集『筑豊のこどもたち』だ。
それを聞いて、そういえば最近、自分の為に写真集の類を買ってないなと気付き、大変興味深かったので早速本書をネットで購入した。

本書は、1960年にザラ紙に印刷され100円という定価で刊行された写真集の新装版である。(1977年初版発行)
そして、高度成長政策の最初の犠牲となった人々をとらえた土門拳のこの写真集に、私はすっかり打ちのめされてしまった。
ボタ山の急な斜面をよじ登って、危険なボタ拾いをする子どもたち。母親は出稼ぎ、父親はニコヨンに出ていて、両親のいない家を留守居をしている小学生の姉妹。

嘗て、日本各地の炭田地帯に炭鉱離職者の大集団がいたこと。20万を超える飢餓人口がボタ山の裾野に放棄されたままだったこと。失意のどん底の失業者とその子どもたちの写真を見て、日本にそんな時代があったという事を完全に忘れていた自分におののいた。

筑豊のこどもたち (築地書館) (写真が数点掲載されています)


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June 19, 2005

poronさんに感謝

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以前、私のエントリーを読んだporonさんから心優しいメールを頂き、更にトラックバック:column@管理人室 朝立ちメールを拝見してとても嬉しく思っていたところ、昨日poronさんから写真↑の雑誌が届きました。

からだにいいこと

30代から40代の女性の健康を考えた月刊誌なのですが、私はその存在を今回初めて知りました。
頂いた6月号は、佐伯チズの美肌塾、KIMIKOウォーキングなど今を時めく方々の記事も多数あり、読み応え満点の内容です。

そしてそして、poronさんが担当した記事は、「これって更年期障害?」のp46-49で、更年期を早めない、症状を重くしないための生活習慣法を紹介しています。
記事を参考にして、早速今日の昼はグレープフルーツ(女性ホルモンの働きを活発にする)、夜はオクラ(卵巣からの女性ホルモンの分泌を順調にする)を食べた私。
ん~ なんといっても重要なのは女性ホルモンですな。

最後になりましたがー
poronさん、この度は本当にお世話になりました。_0_
贈って頂いた本をバイブルにして、"女性ホルモン充満の40代"(笑)を目指したいと思います。


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April 20, 2005

百六十九もたべました

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でりささん
3月上旬に復刊ドットコムに予約注文していた『ちびくろ・さんぼ』がようやく今日届いた。
手にとって読むのは、実に33年振り。小学生になってからは、多分手に取ってなかったと思う。自宅にはなかったから。保育園の先生が影絵をしてくれたのを覚えている。
いや、懐かしい!
そうそう。忘れていたけど、「おまえを たべちゃうぞ!」と言う割には、トラたちはずっとちびくろさんぼと会話しているんだよね。:-)
早速今夜、子ども達に読んであげたい。(反応を見てみたい)
ホットケーキ食べたくなりました。

絶版17年 『ちびくろ・さんぼ』復刊
「ちびくろさんぼ」復刻を考える掲示板


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April 06, 2005

向田邦子 『あ・うん』

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急に読みたくなって向田邦子の小説『あ・うん』を再読している。
裏表紙にある内容説明。(文春文庫より)

つましい月給暮らしの水田仙吉と軍需景気で羽振りのいい中小企業の社長門倉修造との間の友情は、まるで神社の鳥居に並んだ一対の狛犬阿、呍のように親密なものであった。太平洋戦争をひかえた世相を背景に男の熱い友情と親友の妻への密かな思慕が織りなす市井の家族の情景を鮮やかに描いた著書唯一の長編小説。

私の『あ・うん』との最初の出会いは、実は書籍ではなく、中学生の時見たNHK「ドラマ人間模様」だ。"狛犬"である親友の2人は、杉浦直樹(門倉)とフランキー堺(仙吉)。そして、フランキー堺の妻役が(名前が分からなくて今調べた)吉村実子(たみ)だ。この夫婦と同居している父親役が志村喬。そして、娘役が岸本加世子だった。
今から25年も前のドラマなのに、とても印象に残っている。それだけ、素晴らしいドラマだったということだろう。というか、当時から私は早熟で、大人向けのドラマをじっくり見入ってしまい、あれこれ考えてしまうタイプだったのだ。

話を小説に戻そう。
若い時分に読んだ時よりも、現在の方が読んでいてぐっとくる場面が多い。特に、「やじろべえ」の中の言葉―

(3人=門倉・仙吉・たみの関係を見兼ねた門倉の妻君子が、自分が身を退けば丸く納まるのではと言いにやってきた時の仙吉と女2人の会話)

「あれ、なんていったかなあ、ほら、将棋の駒、ぐしゃぐしゃに積んどいて、そっと引っぱるやつ」(中略)
「一枚、こう引っぱると、ザザザザと崩れるんだなあ」(中略)
「おかしな形はおかしな形なりに均衡があって、それがみんなにとってしあわせな形ということも、あるんじゃないかなあ」
君子がたずねた。
「ひとつ脱けたら」
「みんな潰れるんじゃないですか」

この行は何故か、何回繰り返し読んでも泣きそうになる。
家族って案外、微妙なバランスで成り立っているんだよね、、、
よく、何でも話し合える親子だの、友達家族が理想だの言っている大人をテレビや雑誌で見かけるが、あんなのは嘘だろうと私は思っている。たとえ家族でも、何でもかんでも相手に伝えればいいというものではないだろうと考えているからだ。

この小説からは、本来日本人が持っている「奥ゆかしさ」というものを感じる。そして、何よりも登場人物が皆"粋"なのだ。
全編に漂っている空気は、やはりこの和歌だろう。

忍ぶれど色に出にけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで
(『百人一首』 40 平兼盛)

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February 03, 2005

おにたのぼうし

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今日は節分。
柊の葉と鰯の頭と豆ガラを軒下に飾る家は稀だと思うが、家で子どもと豆まきをした後、「年の数だけよ」と言って一緒に豆を食べたり、コンビニで「恵方巻き」を買って"かぶりつき"を1人で楽しまれている方も大勢いると思う。

さて、私が節分の夜に子どもたちに読んで聞かせたい絵本があるのだが、この歳になっても読むと泣けてきて、1度もまともに読んであげた事がない。
それは『おにたのぼうし』だ。

手元にあるのは私が小学校に上がる頃に読んだもので、昭和45年発行・定価390円とある
6歳当時、私の一番の友達は絵本だった。決して裕福な家庭ではなかったが、父は私に絵本とレコード(小鳩くるみの童謡やクラシックなど)だけは好きなだけ買ってくれた。そして、その当時買って貰った絵本も含め、父は私が読んだ書籍・雑誌は殆ど全て、自分の書斎の一角に残して置いてくれているのだ。

大人になってから読むと、改めてその絵本の素晴らしさを実感することも多いのだが、『おにたのぼうし』のストーリーはあまりにも切なくて、更に、いわさきちひろの絵が切なさに拍車をかける。
ずっと残しておきたい私の宝物だ。


追記:円泉寺の節分会に行ってきました。息子は拾わずにただ眺めて楽しんでいた様子。帰りに「お金を拾った」と言っていた小学生もいたが、本当に撒いていたのかしら??

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January 16, 2005

『PRESIDENT』で眞鍋かをりさんの文字発見

昨秋から歯医者に通院しているのですが、待合室で、普段自分が購読していない雑誌を読むのが楽しみになっています。
先日、表紙の『大公開!他人の給料袋』という文字に惹かれて(下世話といえば下世話なんですが 汗)、雑誌PRESIDENTをパラパラと捲っていたら、記事に『人に教えたくない店』というのがあって、その号で紹介していたのは、眞鍋かをりさんでした。
紹介していた2軒の内、カフェの方は家の近所だったので、今度ランチに行ってみようかしら。:-)

PRESIDENT Online
眞鍋かをりのここだけの話 powered by ココログ


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January 12, 2005

Totally Uncool 「パパのカノジョは」 

totally_uncool

ジローさんのエントリーを拝見して、即買った絵本。

先ず、主人公の女の子の顔がなかなかイカしている。
思慮深いというか、パパの新しい恋人に対する観察眼が鋭いというか。
表紙の、その女の子の目つきなんて、カノジョを値踏みしているような完全に"女"の視線そのものだ。(笑)

でもね。
カノジョもとても素敵な女性。
女の子の(嘗ての)ママがしなかったことをやっている。(以下抜粋)

パパのカノジョは
あたしのはなしを テレビをけしてきいてくれる。

パパのあたらしいカノジョは
学校の発表会で、いちばん大きな はくしゅをする。

あたしが なにかわすれたときも、
なにかおとしたときも、うるさくわめかないんだ。

それから、ジローさんへ
私も"絶対いるぜ"と思うぜ。:-)

本当は「ルック・アップ」も一緒に購入したんだけど、読後の感想文はまた後日ということで。えへへ。。。

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January 10, 2005

負け犬・勝ち犬って何?

今朝、家族が何気なく私に質問してきた言葉。

#「負け犬・勝ち犬」って何?

因みに、10年前にも「パフィーって何?」と、当時話題だった2人組のことも全く知らずに私に質問してきた家族なので、質問してきたこと自体別に何とも思わなかったが、私の答えを聞いた家族の反応が、私が最初にその言葉を見聞きした時と全く同じだった。
それはー

#大きなお世話な言葉。価値観は人それぞれだ。

1年以上も前に発行された酒井順子氏の「負け犬の遠吠え」だが、少子化の問題と絡めてマスコミが煽った所為か(?)"負け犬"の言葉だけ一人歩きしている感がある。私は未読だが、読者の評価はどこを見てもそんなに高くないような、、、(違う?)
ま、著者自身が"負け犬"だと語っていても、どうせまだ若い(30代前半)んだろうなと思いきや、私と同じ66年生まれだった。(汗

本そのものは置いておいてー
「負け犬・勝ち犬」という言葉に拘る女性は、(その言葉が意味している立場のどちら側にいたとしても)人生の何事も他人と比較して、自分が勝っているか負けているか上下をつけたがるような人で、尚且つ、"負けは不幸、勝ちこそ幸福"とか"負けは偉くない、勝ちが偉い"などと思い込んでいる人ではないだろうか。

兎にも角にも、今朝の家族の一言から、なんだか気分が落ち着かない私。
こういった問題を、読んでいてガツン☆とくる、気分がスカッ!とする本はないかと探したら、あった!

#結婚帝国 女の岐れ道

題名が恐いよ。流石上野千鶴子著。:-D
これは早速注文しなくては!

kekkon_teikoku


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December 22, 2004

今すぐ読みたい本!

最近がらっと雰囲気が変わってしまった、osapoohさんのブログ。
12月22日付エントリを拝見したら、いてもたってもいられなくなってしまった!
今、正に、この瞬間、私が読むべき本ではないか!?と思ってしまった。

JazzPiano修行千鳥足: 小さいことにくよくよするな

読みたい。読ませて欲しい。いや、読ませてくれえぇ~~っっ!!
てな、タイトル。

#しかも、絵本

book_kuyokuyo

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November 02, 2004

ゴーログに"脊髄反射blog"するのはやめにしようよ

☆今週のお薦め本☆

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☆今週の英単語☆

media literacy


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September 14, 2004

あたりまえだけど、とても大切なこと

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昨夜、私が寝床で読んだこの本ー サブタイトルが『子供のためのルールブック』となっているが、ただのマナーブックではない。
ルール1から50まで順を追って読み進めているうちに、不覚にも涙がこぼれた。

それは本の内容に感動したという意味ではなくー
もちろん本の中身は「あたりまえなことなのにいつの間にか大人自身も忘れてしまって子供にちゃんと教えてこなかったルール」についてが大半で、親の立場で自問自答しながら読むと、いかに自分が子供の"人生の土台作り"の手を抜いていたか反省させられるすばらしいものなのだがー、私が泣けてきたのは、

ルール1.大人の質問には礼儀正しく答えよう
ルール2.相手の目を見て話そう
ルール3.だれかがすばらしいことをしたら拍手をしよう
ルール4.人の意見や考え方を尊重しよう  
 。  
 。  
 。

この本に載っているルールの大半は、現在息子が通っている園の石川さんが常日頃から園児たちと実践していることばかりだったからだ。改めて、息子をこの園に入れてよかったな~と噛締めたら泣けてきたというわけ。。。(笑)

娘が通っていたような普通の地元の私立幼稚園でも、そりゃあ保育者たちはみんな「私たちも実践してます」と言うかも知れないが、大人数を一人で担当してゆとりがないから口先だけの指示、忙しいから園児たちが喧嘩してもなかば無理やり握手で仲直りさせる、一斉保育の時間が長いとそれについていけない園児はその場からomit、そして後でその園児の母親を叱る。。。というパターンが多い幼稚園の保育者では、園児も心からそれらルールを受け入れられないのではないかと思う。
ちょっと偉そうなことを書いてしまった。(汗

この本で紹介されている「50のルール」の、それぞれが生まれたきっかけやエピソードなどを読むと、終わりの方の「子どもとのつきあい方」で著者が述べている

子供に規律を教えて愛さずにいることはありえないし、子供を愛しているのに規律を教えないということも同じようにありえない。 規律と愛はワンセットでなければならない。

という信念に裏打ちされたことばかりだと、大変納得させられた。

コンサル卵めだまの読書日記: あたりまえだけどとても大切なこと子どものためのルールブックにトラックバックします。

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September 07, 2004

独身時代のバイブル『ウィークエンド・クッキング』シリーズ

ココログを始めてから、ブログに限ってサイトを巡回する日々が続いている。
今日はお料理に関するページを(何故か)重点的に見て回っていたのだが、やっとのことでその中にとても素敵なブログを発見した。
BLOG@TAECOISE.COM
本当にキュートで素敵なデザイン。流石にプロが作るページは違うなあと感心しきり。紹介する文章もちゃんと地に足が着いているといった感じで、読んでいてとても好感がもてる。同じ商品、食べ物、お店を紹介していても、それがバカっぽい言葉(稚拙ともいう 汗)と共に掲載されていると何だか不味そうに見えてくるから不思議だ。

特に、私が懐かしさで目を引いた記事が、ウィークエンド・クッキング「スープ」

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実はこのソニーマガジンズから発行されている料理本は、私が独身時代ちょくちょく買っていたものだ。当時は20巻程あったシリーズ本の中で、私が持っているのは『2.スパイス料理』『10.パスタ』『18.スープ』『19.ドレッシングとマリネ』の4冊だ。当時親友も買っていたので、お互いダブらないようにして時々貸し借りして見るくらい大好きな本だった。
先ず写真の美しさと食材の珍しさ。そして、料理の盛り付け方と皿のデザインの豊富さに、もう写真集をめくるように夢中になった。発行年を見ると、1988年、1989年、1991年とある。私が結婚するずっと前だ。

当時から現在まで一番お世話になったのは、『2.スパイス料理』だ。スパイス料理といえばインド料理やオリエンタルな料理、メキシコ風やインドネシア風など誰もが思い浮かべる料理がたくさんあるが、これにはメインディッシュや前菜の他にソース、ピクルス、デザート、飲み物まであらゆる目的にかなったレシピーが用意されている。

今でこそ当たり前に近所のスーパーでも豊富な種類のスパイスが買え、家庭でも当たり前にその豊富なスパイスを使って、デザートやお菓子までつくって楽しめるが、16年前のあの時代。先ず本にあるスパイスを買うのも一苦労だった。だいたいスパイスもそうだが、この料理本シリーズにある料理をレシピー通りにつくろうとすれば、お金もとてもかかった。。。(汗

それでも私は、多少どころか大層無理をしてでも、この本に紹介されている料理を当時せっせとアパートの狭い台所でつくっていた。
それはひとえに、"彼"と一緒に自分がつくった料理を食べて楽しみたかったからだ。

当時あんなに頻繁に見ていた料理本。
今では、前出のスパイス料理の本以外、全く手にとっていない。

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August 26, 2004

今月号の『婦人公論』

先日コンビニで雑誌を物色していた時に、表紙のタイトル

#誰もが、人生にもがいている

──を目にして即買いしました。チョコラBBと共に。。。

んんー 流石だ。婦人公論だ。
VERYだの STORYだの、、、には決して真似の出来ないこのタイトルの潔さ。わはは
これで表紙が杉田かおるだったりしたら、もうドロドロこの上ないのだが、そこは流石"ご婦人向け"の老舗雑誌。森光子の眩いばかりの笑顔なのだ。

内容は「読者ノンフィクション傑作選」という定期的にやっている企画。読者手記が10本載っています。
タイトルもどれもそそります。(参照

中央公論新社

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