« 銀色のドラジェ | Main | Today's Word »

January 17, 2006

「少子化」にまつわる雑感

年末年始から今日現在にかけて、はてブで「少子化」タグのエントリーを読み漁っているのだが(参照)、現在息子が通っている無認可幼稚園に関しては「少子化」なんて言葉が存在しないというくらい、どの家庭も子沢山(今の世の中、3人兄弟がデフォルトな家庭なんて十分子沢山と呼んでいいだろう)で、子どもを3人、4人、5人と産んではこの幼稚園に我が子を全員入園させているという、そんなスーパーなママ・パパたちと日頃交わっているので、正直自分は多少というか、かなり問題意識が薄いと思う。

何故「スーパーなママ・パパ」と私が呼ぶかというと、それは、母親は皆専業主婦・40歳過ぎで3人目、4人目を産んでいるという点と、父親は当然ながら自分の稼ぎだけでそれだけの人数を養っている・しかも休日でも子どもたちと登山など過酷な園行事にも参加する―という組み合わせだからだ。
因みに、昔でいうところの『貧乏人の子沢山』という図式は全く当てはまらない。保育料が、区立幼稚園の10倍/私立幼稚園の相場の2倍だからだ。しかも、いまどき流行りの園バス・給食・延長保育は一切なし。それでも、皆遠くから電車やバスを乗り継いで通ってきている。

我が家の場合、その無認可幼稚園に息子の入園を決めたそもそもの理由は、上の娘が通っていた近所の私立幼稚園の試験に落ちたからなのだが、入園・入学シーズンが過ぎてG.W近くになっても入園先が決まらず悩み続けていた私に、保育者たちが優しく手を差し伸べて下さった形で入園を決めた経緯があった。
そんな訳で、入園してからしばらくして、(上の娘の幼稚園とは違い)妙に兄弟が多いなー、皆子沢山だなーということに気付いた私は、同年代のある母親にその話をしたら、返ってきた彼女の言葉に衝撃を受けてしまった。

子沢山な家がここの幼稚園を選ぶんじゃないよ。
ここの幼稚園にきたから子育てが楽しくなって、子沢山になるんだよ。

入園してから1年8ヶ月、今春年長組になる息子。あと1年で卒園してしまうと思うと寂しくて寂しくて、発話がない為あれだけ心配して息子の育児に悩み通しだったくせに3人目が欲しいと思ってしまう自分も、かなり園のカラーに染まってしまったという実感がある。
けれど、どうして園の生活が親子共々楽しいのか、私が子育てに前向きになれたのか、それを機会あるごとに身内や知り合いに説明しようとしても相手には話半分で、前述した保育料などを引き合いに出され、「育児を道楽にできる高給取りの家族の集まり」と勝手にカテゴライズされてしまい中身の話に至らないのが現実だ。

子育ての話をしようとしても、結局行き着くところ「カネの話」になってしまう。下世話な話は自分のブログではあえてしたくなかったのだが、仕方がない。そういう意味で、「少子化」についてなにか発言したいとは思うのだが、どうにも歯切れが悪くなってしまう自分。まとまってない…あとでまとめる。…かも


|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50359/8194750

Listed below are links to weblogs that reference 「少子化」にまつわる雑感:

Comments

fumioさん、こんにちは。

同じです!うちの娘の保育園も。三人が普通。四人、五人兄弟もいます。そして保育料はすごーく高いです。

私もこの園に入るまでは「子育てって大変~」としか思っていませんでしたが、すっかり園のカラーに染まって、子育てが楽しくてしかたなくなりました。

Posted by: ビアンカ | January 17, 2006 at 07:49

ビアンカさん、コメントありがとうございます。

ビアンカさんも同じだと思いますが、やはり子育て中の母親・父親の環境が重要だなって思います。
目の前にモデルとして、「子どもがいるから楽しい・子どもの為に頑張れる・我が子だけでなく余所の子どもも親も地域ぐるみで育っていこう」という同世代の夫婦が多数いたら、感化されますよね。
それにそういう方々って皆合理的な思考だし。
日々学ぶ事が多数あります。

だからそういうことが、「お金をかけるからできる」という現状ではなく、「お金がなくともできる」という具合になれば、つまり子育てにかかる負担を国が丸抱えすればいいと思うのですが、今後税収入が目減りしていくのは明らかだし、んーむむー…はぁ~ の繰り返しです。。。

とかなんとか言ってますが、「少子化問題」に言及したブログを読みまわっていると、世代別で価値観が相当違うなーというのがあって、一概に自分たちが「子育てってイイゼ!」と明るく言っても、実親が自分のインフラになっているような我々より下の世代に話しても空々しい気もするし…

Posted by: fumi_o | January 17, 2006 at 08:31

ご無沙汰!です
本年も ヨロシクであります

お父さん フリーター
お母さん 派遣社員では 子ども持てない!

雇用の安定 収入の安定があって
家庭を築ける 汗を流せば ・・・
明るい未来 希望がもてるンだ

将来への不安 期待が持てない社会も
一因かもしれませン

評論家!的 発言でした (^^;

Posted by: 和パパ | January 17, 2006 at 19:20

和パパさんのコメントとfumi_oさんのストーカーしてはてブしたサイトの内容 http://studio-m.at.webry.info/200601/article_8.html
を読んで、ふと団塊jr.世代の女性が結婚出産しない理由とと、その後の世代の女性が出産できない理由は違うのではないかと思いました。

だって、出産適齢期で一番数が多い団塊jr.世代の女性の結婚相手って、普通は同年代以上(年下夫を選ぶ人もいるけど)、つまりはバブル世代の伴侶を選ぶのが多いのではないかと思うのです。そして、バブル世代は、最期の正社員世代とも言えるわけで、収入的にはフリーターよりもずっと良い筈ですから、そういう伴侶を選ぶ選ばない、出産するしないという選択をした団塊jr.世代と、そんな選択すらできずに出産をあきらめるフリーター世代では子を産まない理由は違うような気がします。

ま、どちらにしろ、子供は産まれないという事実は事実なのですが。。。

Posted by: こに | January 17, 2006 at 20:54

>和パパさん

こちらこそ!ご無沙汰しておりました。今年もよろしくお願いします。

>お父さん フリーター
>お母さん 派遣社員では 子ども持てない!
仰る通りです。
以前テレビでそういった方々へ結婚観みたいなものをインタビューして放送していましたが、
『フリーターは10年やってもフリーター。派遣は10年やっても派遣のまま。正直、自分生きていくので精一杯。結婚できても子どもは無理』と話してました。

Posted by: fumi_o | January 17, 2006 at 21:58

>こにさん、こんばんは

私もリンク先のエントリー・シリーズはずっと注目していました。
女性が結婚するかどうか・仕事を続けるかどうか・子どもをもつかどうかといった問題に直面した際、自分の母親の生き方が多分に影響するというのはあると思います。
(それについてはまたエントリーを書くつもり)

こにさんが指摘したとおり、世代別に見れば結婚する・しない/出産する・しないの理由が変わってくるでしょうね。
だいたい毎日ニュースで、子どもにまつわる悲しい事件や住居だってこのマンションで本当に安心か?だし、先行きの不安感ばかり煽られてるような状態で、30歳前半の女性が「子どもは3人は欲しいな♪」なんて言ったらばかじゃねーの?って思われるのがオチかも。。。というのはあります。
でも、やっぱり私は『こども上等』な社会、国になって欲しいと強く願っています。<こにさんと同じく

Posted by: fumi_o | January 17, 2006 at 22:41

Post a comment