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November 12, 2004

「死神バイト大募集」を鑑賞

過去の話で恐縮だが、去る10月31日に、東京都が共催の『ショートショート フィルムフェスティバル アジア2004』を見に、東京都写真美術館まで行って来た。

お目当ての上映作品は、もちろん死神バイト大募集だ。

10月4日付エントリでも紹介したが、友達が監督したショート映画だ。
当日は、彼の作品が大取りということで、興奮気味に鑑賞した私。何せ脚本と、撮影に目黒区内の地域会館を使用した話と、彼が出演者にギャラを支払う為に真夏に肉体労働をした話しか知らなかったし、、、(汗
それに事前に、上映初日に鑑賞した本人から、

今日上映見たら…お、俺のだけ浮きまくってた~(笑)。ビックリするよ。これでいいのか?って(笑)。逆にこれが良く選ばれたと思うよ。マジで。

というメールも貰っていた。

映画が始まるとー、、、うーん、確かに他の作品に比べて、、、
#お金掛けてない。 (大汗

でも、そこがパンクな雰囲気で良いではないか、わはは。と、何故か汗をかきながら鑑賞する。
死神稼業に応募してきた青年がバイトの面接を受ける場面で、(面接官役は私がやりたかったな~)などと思いながら観ていたら、段平文化扮する妊婦が出てきて大笑いし、あっという間にお終いになり、エンディングがイラク戦争の報道映像のカット割りで、、、それも結構長くて、、、笑っていたのが一気に暗くなってしまった。

上映後に、当日会場に来ていた監督たちが舞台挨拶をし、自分の作品について説明をする場面もあり、なかなか面白かった。件の彼が一生懸命説明をしていた姿が、何とも初初しい。:-)

その後、一旦関係者も観客も全員会場の外に出て、ロビーで歓談したりした。その時に彼にチラッと「今度は面接官の役やらせてね。」と「最後の挿入部分、長く感じたよ。」と話したのだが、後日彼から、面接官役の演技を別所哲也が絶賛していたという話と、舞台挨拶で隣に立っていたアメリカ人監督から、「あの最後よかったよ」と日本語で耳打ちされたエピソードを聞かされた。

んんーー、、、
なんだか自分の見た感想が、映画作りに懸ける若者たちの感性とはかけ離れているのではないか?と、また汗をかいた私である。

image1_1.jpg
ナショナルプログラム上映後のQ&A

□関連記事:結果発表!!~クロージングセレモニー

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Comments

31日はどうもでしたヾ(@~▽~@)ノ
段平文化でございます。

監督は自分だけ安っぽいのにショック受けてたみたいだけど、アタシはそこが好きなんだけどなぁ~と思いました。
アタシのこの映画の感想はfumi_oさんと結構一緒な感想を持ちました。
まず、最後を含めムダに長いというかしつこいシーンが多すぎるかなぁって。
アタシのバイオリンのシーンなんて自分で見るのが嫌になってきたです。なにせ耳障りなウルサイシーンだからねぇ~
人が一つのシーンを集中して見れる時間ってのが限界あるからねぇ
それを超えちゃうと、飽きちゃうんだよね。
一番後ろから立ち見で観てて、お客の反応もながめてたけど1シーンが、ある一定の時間を超えちゃうとお客が飽きてゴソゴソ動き出したり喋りだしたりするんだよねぇ
最後なんかは特にそうだったかなぁ
「もうわかったよ!」って客観的にみて最後は思いました。
ストーリー自体はとても素晴らしいし、アタシは何処にも負けない話だと思います。
あとは話のリズムテンポがもっとよければ、この話の面白さが伝えられたのになぁって思いました。
これはO監督に観るリズムってものをもっと勉強してもらって、上手く編集してもらわないとなぁ~
1シーンが間延びしすぎにあたしは思いました
他のO監督の編集の仕方は好きなんだけど、リズムの悪さだけはアタシ許せないんだよねぇ~
最後のシーンが誉められたのは、最後にそうきたかっていう発想が誉められただけで絶対にあれは長すぎるとアタシは思うんだよねぇ

fumi_oさんの面接官も見て見たいです!!
今回の面接官役の方の演技はアタシの周りは賛否両論です。
面接官役本人も自覚してるけど、素人演技なんですよ。
素人ならではの自然さが存分に生かされてるんです。
これはO監督の力っすね!!
O監督はこういう素の演技を生かすのがとても上手いと思います。
逆にその中にいるアタシの演技は鼻に付いちゃうかもなぁ~
臭いっちゅーかね。

舞台と違って役者を生かすも殺すも編集次第監督次第・・・

悔しいのでアタシはもう一度この作品やりたいですねぇ~

Posted by: ダンビラ | November 12, 2004 23:59

>ダンビラさん
遊びに来て頂いて、しかもご丁寧にコメントを入れて頂いて、とっても嬉しいです!:-)

>アタシのバイオリンのシーンなんて自分で見るのが嫌になってきたです。
>なにせ耳障りなウルサイシーンだからねぇ~
演じているご本人も嫌になってきたって。。。(汗
そうなんですよ。
最初私は自分の知っている脚本にはない場面だったので、驚いたのと可笑しいのとで、客席で大笑いしていたのですが、だんだんとイライラしてきて。。。(汗

O監督は、「ここちょっと変じゃない?」と言うと「そこがいいんだって!」と仰るようなちょっと天邪鬼っぽさを感じるから、そういう場面だったのかな~?と思ったりしましたよ。

ダンビラさんが仰る通り、私もストーリーは面白いし、「イケル!」とふんだので、入選して上映会までこれたのでしょうが、テンポですねやはり。前半に比べて後半、主人公が極端にもの静かになっちゃって。。。

>fumi_oさんの面接官も見て見たいです!!
いやぁ~ あはは(^^ゞ
私が考えたのは、映画の彼女とは全く反対に、ニコニコと優しい笑顔で、セリフは毒だらけという(笑)ーそれで、面接受けている青年が、仕事に興味を持って、身を乗り出してきたりひいたりを繰り返すという。。。←脳内監督

>悔しいのでアタシはもう一度この作品やりたいですねぇ~
なるほど。
ダンビラさんの意気込みが伝わってくる一言です。

インディペンデント映画は、その荒削りな部分と監督の感性や勢いが伝わってくるという部分で、たまに観るのもいいなーと、普段そういった機会に恵まれていない一介の主婦である私は思いましたね。

Posted by: fumi_o | November 13, 2004 08:31

fumi_oさんって、役者さんなの?

Posted by: ぷれこ | November 13, 2004 09:05

ぷれこさん

いいえっっ☆ ←キッパリ
ただの、一介の主婦です。ポリポリ。。。

Posted by: fumi_o | November 13, 2004 16:07

こんばんはっ
詳細レポ、ガッツリ堪能させて頂きました。
見てないヤツが言うのもなんですが最後のシーンの事を
聞いた時は「力技使うなあ」と思いましたね w
O君の発想は初期衝動の強いパンクを聞いてるようで
色々と刺激があります。 うむ、頑張らねばっ

Posted by: erenoa70 | November 14, 2004 03:40

erenoa70さん

いらっしゃいませ。
堪能して頂けて、うれしいですよ。:-)

>「力技使うなあ」
わはは!そういう表現もあるのですね。
その最後のシーンが強烈なので、タイトルの「死神バイト~」
が霞んでしまうというか、とにかく一気に暗くなってしまったのね、私の場合は。

O監督ご本人は、月曜日にここを御覧になる予定らしいので、こんな言いたい放題な感想を目の当たりにしたら、どんな反応を示されるか、興味もあるのですが。。。(^^;

Posted by: fumi_o | November 14, 2004 08:04

どうも、監督Oです。fumi_oさん映画祭の時は花束ありがとうございました。まさか花束もらえるとは思いませんでした~♪イヒ。いつの間にかfumi_oさんとこに段ちゃんとerenoa70さんが・・・(笑)。
さてさて映画についてですが、皆さん結構うんざりされていたようですが、あれは映画の隠れテーマ(実はテーマが色々あるのよ、伝わってないけど 汗)の一つ「嫌悪感」なのです。ラスト、輪をかけてうんざりさせる為には少々長く、テンポも悪~く、音も大きめで、もぅやめてくれ~~感が必要だったのです。だって、やめてくれ~な世の中でしょ?あ、終わった、ホッ、なんて違うじゃないですか。世の中なんでもそんな都合良く終わらんのですよ、という意味なのです(一緒に参加した監督はそれに気付いてる節があった)。てか、皆さんは何処で終われば満足なんですかね?一人死んだら満足?十人?千人?死者0ではこの話成り立たないんです。死者が増えれば増える程、彼が採用される率は高くなる、というよりもイマイチな面接態度の彼が採用されるには“その程度”ではなく“それ程”死神が不足してなければイカンのですよ。死者の数(皆の嫌悪感)と彼の幸福は正比例なんです。舞台挨拶で言ったけどこれハッピーエンドなのよ。あのラストが長ければ長い程、皆がうんざりすればする程、主人公は幸せって構図なんだけど…やっぱ伝わってないのね(^_^;)あはは。
脚本が面白ければ読むだけでいい訳で、それを映像にする時に他の意味を持たせるってのが俺流なの(笑)。それと演出というのは大袈裟くらいが丁度いいのかな、とも思っているので。まぁ他にも隠れテーマがあるので(バイオリンは何の象徴か?等々全部説明出来ますから)色々探してみてね。
それにしても今回の映画祭に選ばれた作品を見てホッとしたんですよね。てのも以前ヴィムヴェンダース監督が来日した時「今はCMやMVみたいな手法が流行ってるが、そんなのには頼らないで欲しい」って言ってて、いい事言うなぁヴィムって思ってたから、もし今回エフェクトをガシガシ使った映画が出てきたらどうしようかと思ってたんだけど、皆そんなの使わず自分なりの間とか空気を持った作品だったので良かったです。最近は大した事なくてもエフェクトでごまかせますからね~。
そんな中でこんな小作品を選んでくれたこの映画祭の懐の深さには感謝です(嬉泣)。それとfumi_oさん、段ちゃん、erenoa70さんをはじめ今まで色々意見してくれた人、皆に感謝します。ではでは皆様、皆様のご意見が僕の血となり肉となります。これからも愛のある(これが大事よ 笑)ご鞭撻よろしくお願い致しま~す。ではまた。

Posted by: 監督O | November 15, 2004 21:52

後から自分のコメントを含めココを眺めると、本当に言いたい放題ですねぇ(笑)アタシ何様??って感じっすね・・・
まぁ監督は色々言われるのも仕事の一つですから(笑)
これから作品が世に出て行くにつれ、どんどん色んな人から賛否両論されますから今のうちに免疫つけといたほうが♪~( ̄ε ̄;)

>映画の彼女とは全く反対に、ニコニコと優しい笑顔で、セリフは毒だらけという(笑)ーそれで、面接受けている青年が、仕事に興味を持って、身を乗り出してきたりひいたりを繰り返すという
それはそれで面白そうですねぇ~
アタシもあと3年経てば面接官やりたいなぁ~

>O監督は、「ここちょっと変じゃない?」と言うと「そこがいいんだって!」と仰るようなちょっと天邪鬼っぽさを感じるから
確かに!!O監督は一見温厚に感じるけどかなり頑固者だよねぇ(笑)
まぁそのぐらいじゃないと監督なんて特殊な事出来ないだろうけどねぇ
でもやっぱテンポの悪さだけは、狙い以前の問題だと思うので許せないな(笑)もうちょっと客目線も考えて欲しいかなぁ~なんちゃって♪

これだけ皆が色々書くのはO監督の作品に思い入れがあるからなんでしょうねぇ~
あと単純に頑張って欲しいっていうかね


Posted by: ダンビラ | November 15, 2004 21:59

>追加

カキコしてる最中にO監督が書き込んでる・・・↑
O監督の狙いもわかるけどさぁ~
やっぱそれなりに客に伝わらないと意味無いと思うのさ。
きっと9割のお客はわかってないと思うんだよねぇ~
せめて5割には伝わらないとねぇ・・・
自己満足になっちゃうと思うのさ・・・。
映画って見てもらって何ぼだからねぇ
ラストは戦争のシーンが出た時点で数え切れないほどの人数が死んでるってのはわかるし。

良い意味で嫌な気分で終わるのは全然OKなんだけど、単純に余りにも長いと嫌な気分じゃなくて飽きちゃうんだよねぇ~
うんざりするのと飽きるのはアタシは違うと思うんだ。
まぁきっとココはO監督とは言い合ってもずっと平行線なんだろうけど(笑)

もしかしたらあと5年もすればこの作品の意味がもっと世に伝わるかも知れないけど今は無理だろうなぁ~

売れるのを取るか自分の感性を取るか難しいところだねぇ~
舞台作っててもいつも思います。
1日でも早く売れたい世に出たいなら妥協してでも、もっと一般ウケの良い物を作るべきだと思うのさ。
アタシは昔は後者だったけど最近は前者かなぁ~
年も年になってきたし、売れちゃえば逆に何でも好きなこと出来ちゃうからね。でも監督はやっぱ後者のがいいのかもなぁ~O監督には常に後者でいて欲しい気持ちもあり、う~ん・・・う~ん・・・

Posted by: ダンビラ | November 15, 2004 22:22

んん~~ たっぷり読み応えありそうなコメントが。。。(汗

>O監督
当ブログへようこそ!

改めてっ! お疲れ様でしたぁーーっっ!!_0_
花束が奇抜すぎて(?)造花に間違われたりして、ホント良かったです。(笑) どういたしまして。:-)
次回は、デレクターズチェアとキャップをご用意したいと思っておりますっっ!←冗談

さてー
>あのラストが長ければ長い程、皆がうんざりすればする程、主人公は幸せって構図なんだけど…
>やっぱ伝わってないのね(^_^;)あはは。
私が思うに、最後主人公がテレビの画面を見て、その後のセリフと表情が中途半端だったからだと思うのね。

採用の通達が来て、戦争の映像を見て、にやっとそれこそ死神といった感じで笑うとかね、そうすると見ている方は分り易かったと私は思うのね。
でも、そこを敢えて、中途半端な感じに(私が単にそう感じるだけで、監督はそうではないと仰るのでしょうけれど)して、観客に考えさせるのが意図だったのかしら。。。

んんー 監督のコメントを読むと、どうも"隠れテーマ"に固執していて、「リンチ作品のような映画を目指しているのかしら?」なんて、素人の私なんぞは単純に思ってしまうのですが。。。

>これからも愛のある(これが大事よ 笑)ご鞭撻よろしくお願い致しま~す。
もちろんですとも!
今までもそうだったし、これからもそのつもりですよ。
愛の反対語は『無関心』ですからね。:-)

Posted by: fumi_o | November 16, 2004 00:49

>ダンビラさん
いらっしゃいませ♪

>O監督は一見温厚に感じるけどかなり頑固者だよねぇ(笑)
>
>まぁきっとココはO監督とは言い合ってもずっと平行線なんだろうけど(笑)
この二行、読んで爆笑しましたっっ☆
どこまでもどこまでもぉーーーっ、といった感じですかね。
でも、そこが彼の愛すべき部分でもあるのですが。。。あはは

>売れるのを取るか自分の感性を取るか難しいところだねぇ~
ダンビラさんのような役者さんに限らず、モノづくりを仕事とされている方は、みなさん同じ悩みを持つでしょうね。
私には分らない世界なので、想像でしかないのですが。。。

>う~ん・・・う~ん・・・
最後のこの部分に、ダンビラさんの優しさとO監督にかける期待の大きさが伺えます。:-)

本当に、ご丁寧なコメントを何度も頂いて、ありがとうございます。大変嬉しいです。


Posted by: fumi_o | November 16, 2004 01:02

どうも頑固な監督Oです(笑)。貴重なアドバイスありがとうございます。
確かにラストの主人公は失敗したと思ってるんですよね。というのも部屋の撮影で彼の演技が一番良かったのがあそこだったんです。で編集の時“流石にこれは切れないだろ…”って彼の真顔の演技を生かし思いっきり暗く、と思ったんですけどやっぱり中途半端でしたか。
それと全体の反省点として、人に見せるって事をあまり意識してなかったんですよね。こういう場が初めてって事もあってスクリーンの大きさを思い知ったり。TV画面とは違うってのを改めて確認出来て良かったなと。
隠れテーマは別にこだわってる訳でなく、僕の考えでは監督は全てのカットや物に意味を持たせて当然だと思うんですよ。フィクションである以上、監督は全てどういう意味でこれはこうなのか?というのを説明しなければならないと思うんです。何故楽器を持っているのか?とかは役柄の性格にかかわってくる事だから“故に楽器なんだ”ってのは監督なら説明出来なければいけないと思うんですよね。それがストーリーに関係なくても役者の役作りには関係してくる訳だから、質問されたら答えられるように。
他の人は知らないけど、僕の場合は脚本から編集まで自分でやるから、なおさら説明出来るのが当然だと思うんですよ。自分の世界の話なんですから。
という事で、まだまだ未熟者なのでこれからも勉強する事が沢山あります。今後も愛のある(まだ言ってる 笑)ご意見よろしくお願いしま~す。

Posted by: 監督O | November 19, 2004 23:48

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